
夏になると耳にする「土用の丑の日」。
この日にうなぎを食べる習慣は、今では日本の夏の風物詩として親しまれています。
なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのでしょうか?
その背景には、江戸時代の食文化や、本みりんの歴史が深く関係しています。
今回は、土用の丑の日の由来から、江戸時代に広がったうなぎ料理、そして本みりんを使った本格的な蒲焼のタレの作り方をご紹介します。
土用の丑の日とは?
「土用」とは、季節の変わり目にあたる期間のこと。
その中で「丑の日」にあたる日が「土用の丑の日」と呼ばれています。
特に夏の土用の丑の日は、暑さで体調を崩しやすい時期に、栄養のあるものを食べて元気に過ごそうという風習と結びつき、うなぎを食べる文化が広まりました。
うなぎを食べる習慣の始まりには諸説ありますが、江戸時代にうなぎ屋の販売促進として広まったという説が有名です。
江戸時代の食文化とうなぎ人気
江戸時代になると、庶民の間で屋台文化が発展しました。
そば、うなぎ、江戸前寿司など、手軽に楽しめる食べ物が人気となり、江戸の町には多くの屋台や料理店が並びました。
屋台同士がおいしさを競い合っている中、甘くおいしくできる砂糖は、鎖国をしていて入手困難。 当時、甘くておいしいお酒だったみりんが調味料として使われるようになりました。
特に、醤油とみりんを合わせた甘辛い味付けは、江戸料理には欠かせない味わいとなり、うなぎの蒲焼のタレにも活かされていきました。
うなぎの蒲焼のおいしさの秘密は「タレ」
うなぎ料理の魅力といえば、香ばしく焼き上げたうなぎと、照りのある甘辛いタレ。
この蒲焼のタレには、本みりんが大きな役割を果たしています。
本みりんを使うことで、
●自然な甘み
●料理にツヤを与える照り
●醤油の角を和らげるまろやかさ
●奥深いコク
が生まれ、うなぎの旨みをより引き立てます。
砂糖だけでは出せない、上品な甘みと香りが本みりんの魅力です。
本みりんで作る本格「うなぎの蒲焼のタレ」レシピ
ご家庭でも、本みりんを使えば本格的な蒲焼の味わいを楽しめます。
https://kokonoe.co.jp/recipe/recipe02/recipe02-10
受け継がれる江戸の味を、現代の食卓へ
土用の丑の日にうなぎを食べる文化は、江戸時代から続く日本ならではの食習慣です。
その味を支えてきたもののひとつが、本みりん。
料理に自然な甘みと旨みを加える本みりんは、昔も今も、日本の食卓に欠かせない調味料です。
今年の土用の丑の日は、本みりんを使った本格的なうなぎの蒲焼を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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