九重に出逢うー江戸時代から続くみりんメーカー | 九重味淋株式会社
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九重味淋株式会社

九重に出逢うー江戸時代から続くみりんメーカー

九重味淋に出逢う

江戸時代から続くみりんメーカー

1772年創業、240余年の歴史

九重味淋の創始者である石川八郎右衛門信敦(石川家第二十二世)が、みりんの製造を手がけたのは安永元年(1772年)のことです。

以来、九重では、本みりん造りに最適な大粒の「もち米」、蔵人の伝承の技がいきた「米こうじ」、清酒造りにも似た醸造方法から丁寧に蒸留した「本格焼酎」を用いて、脈々と品質本位の醸法を受け継いできました。

240余年、伝承の技に磨きをかけ、技術の向上をめざす、その歴史をともに刻んできたのが『九重櫻』です。代々ご愛用いただいている老舗も多く、大正から昭和にかけて開かれた全国酒類品評会では唯一の名誉大賞に輝くなど、数多くの賞も授与いたしました。

より秀でた上品な甘味と旨味、醸造特有の芳醇な香り。食を彩るにふさわしい調味料を、これからも造りつづけていく所存です。

国の登録有形文化財「九重味淋大蔵」

もろみを搾ったみりんを熟成する場所は、「大蔵」。宝永3年(1706年)に建築され、天明7年(1787年)に現在の場所に移築された、築300年の長い歴史を持つ蔵です。ここでみりんは静かに呼吸しながら眠りにつきます。
この大蔵は黒塗総下見板張の土蔵造りで建てられており、柱や梁には太く頑丈な木材が使われています。そのお陰で300年という長い年月を経ても変わらぬ姿で佇んでいられるのです。
九重のみりんはこの大蔵でしか造ることができないもの。建替えることなど一切考えたことはありません。少しずつ修繕を重ねながら大切に大切に守り続けています。

「蔵ぐせ」といわれるように、蔵には生命力や性質の異なる微生物たちが住んでいます。蔵に息づく微生物は、醸造物の風味や性質に影響を及ぼします。蔵を建て替えれば、みりんの味も微妙に、あるいは大きく変化してしまうほど、蔵は大切な役割を担うのです。

九重味淋最古の蔵に住む微生物たちは、300年もの長い間、同じ建物のなかで生きることを許された恵まれた「いのち」といえるかもしれません。蔵のいのちに育まれて、九重みりん独特の風味は醸し出されています。

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