九重に出逢う-「九重みりん時代館」を訪ねて | 九重味淋株式会社

九重に出逢う-「九重みりん時代館」を訪ねて

九重味淋に出逢う

「九重みりん時代館」を訪ねて

往年の道具にふれる

蔵の入り口にある階段を上っていくと、みりんの専門博物館「九重みりん時代館」があります。ここには、三河みりん及び九重味淋の祖・石川家に伝わる古い道具や古文書が展示されています。

まず、階段を上ってすぐ目にはいるのが、使いこまれて深い趣をたたえた道具の数々。明治の頃の足踏み式精米機、うす、昭和のろ過器など様々な道具たちが、往時を物語っています。

世界が讃えた証を仰ぎ見る

「時代館」には、壁に多くの賞状が飾られています。注目すべきは「名誉大賞」です。『九重櫻』は、大正から昭和にかけての全国酒類品評会で「名誉賞」を獲得。3度「名誉賞」を受賞し、最高の「名誉大賞」に輝きました。これを受賞したのは九重櫻だけ。「唯一」という価値ある名誉大賞です。

賞状は、日本だけでなく、イギリス・ロンドン、フランス・パリ、イタリア・トリノなど世界各国のものがあります。海外では「甘い調味料は珍しい」と大きな関心を集め、その味が万国博覧会や日英博覧会で評価されたのでした。

江戸の書物で、みりんを辿る

展示室の真ん中に展示されているのが、『和漢三才圖會(わかんさんさいずえ)』。1712年(正徳2年)頃に出版されたといわれる日本の百科事典です。中国の『三才図会』を手本とし、和漢古今に渡る事象を天文、土地、山水など105部門に分けて、図、漢名、和名などを記しています。

みりんの記述もあり、室町時代頃から女性が飲んでいたことや、つくり方について書かれています。これを再現すると、当時のみりんは甘みが少なめ。今のみりんの半分ぐらいの甘さでした。

食文化と歴史の奥深さに感動

館内の奥の方には、1936年(昭和11年)の商品『九重櫻』が展示されています。戦争中、防空壕の中に置き去られたまま忘れられていたみりんです。真っ黒な色をしていて、紹興酒を思わすにおいがします。
ほかにも、館内には江戸時代の地図、大福帳、雑記、昔の看板など歴史を語る貴重な資料が満載。先人たちが苦心したであろうみりんづくりの足跡をたどると共に、人々が生きた時代の息吹きを感じることができます。

九重味淋本社では、DVDで本みりんの製造工程を学んだり、
九重みりん時代館を見学することが出来ます。(見学無料) 平日の10時~16:00にて要予約
(土日祝日・当社休業日は閉館させて頂いております。)
40名様まで団体対応可能
所要時間 30~40分

見学ご希望の際には、お電話かお問い合わせフォームにて必ず前日までにご予約をお願いいたします。

ご予約
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名鉄三河線「碧南」駅下車・徒歩5分
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