SDGsへの取り組み
三河みりんの創始者として
豊かな社会の実現に貢献します
国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」を通じて
より多くの人がより豊かになれる社会を実現するために
九重味淋は以下の取り組みを行っています。
資源保護・食品ロスへの取り組み
1. リターナブル壜の使用
資源の保護、海洋汚染対策への取り組みとして、当社で使用する1.8L壜は回収後に殺菌・洗浄を行い、再利用をしています。
2. 店舗でのプラスチック容器・資材の削減
レストランや店舗で販売するテイクアウトメニューは、可能な限り容器をプラスチック製のものから紙製のものに替えるなど、廃棄資材の減量、プラスチック削減に取り組んでいます。
3. みりん粕の二次利用
みりんを製造する過程で出る「みりん粕」を、自社製品やレストランメニューに利用したり、粉砕してパウダー状にしたものを食品加工業者に原料として提供したりするなどして、二次利用することで無駄のない製品造りを心掛けています。
4. うるち米の活用
うるち米でのみりん製造技術の特許を取得し、うるち米農家へ米の活用提案を行うことで、深刻化する日本人の“米離れ”による廃棄米問題へ取り組んでいます。
食育・健康への取り組み
1. 本格本みりんの製造
2. 自社生産米を原料とするみりんの製造
食育活動の一環として、もち米、米こうじ、米しょうちゅうのみを原料とする伝統的な「本格本みりん」や、社員自らが田植えや稲刈りを行ったもち米を原料とするみりんを製造・販売しています。
3. 食育イベントの開催
子ども料理教室などのイベントを開催し、上記のようなみりん製品を使用することで、子どもたちへ食の大切さを伝えています。
4. 地産地消の材料(店舗メニュー)
直営のレストラン&カフェK庵では、地産地消、地域活性化の観点から、碧南にんじんをはじめとする地元の食材を積極的に取り入れたメニュー開発、料理の提供を行っています。
5. 腸活の提案(商品、店舗メニュー、レシピ)
健康課題への取り組みとして、腸活をキーワードに甘酒の販売や、「まごわやさしい」食材+みりん粕を使用したレトルト食品の開発、腸活レシピの提案、レストラン&カフェK庵での腸活御膳の提供などを行っています。
6. 健康経営優良法人2021/2022
社員の健康を守るため、2021年から健康経営に取り組み、優良法人として認定を受けています。
働き方・社内教育制度への取り組み
1. 2年目社員研修制度の導入
社内教育制度として、入社2年目の社員による新商品開発研修があります。開発から販売まで全ての工程に携わることで、業務への理解が深まり、働きがいの向上も期待できます。
2. 育児短時間勤務制度の拡充
3. テレワークの導入
安心して永く勤めることができる職場環境をつくるため、当社では育児短時間勤務制度の拡充やテレワークの導入を行っています。家庭と仕事の両立がスムーズにいくことで、生産性と働きがいの向上が期待できます。
4. 資格取得支援制度の導入
自発的な個々のレベルアップを目的とした、当社独自の資格取得支援制度を導入しています。
5. ありがとうカードの導入
組織の称賛文化の醸成やコミュニケーションの活性化を目的に、社員同士が感謝の気持ちを伝えあう「ありがとうカード」を導入しています。
6. 行動指針「ココノエ・アイデンティティー」の制定
社員全員が同じ価値観を共有し、企業としてのあるべき姿を目指すための行動指針「ココノエ・アイデンティティー」を制定し、高い意識で働ける環境づくりを心掛けています。
社会への取り組み
1. 登録有形文化財建造物の保持・保護
2. 地域伝統産業の継承・発展
製造したみりんを貯蔵熟成する「九重味淋 大蔵」は築300年以上という長い歴史を持つ建造物で、国の登録有形文化財に登録されています。このような歴史的建造物の保持・保護を通して、碧南市の地域伝統産業であるみりん製造文化の継承・発展に貢献しています。
3. 工場見学の実施
4. 小中学生の社会見学の受け入れ、職場体験
教育活動、社会への貢献活動として、一般のお客様へ向けた「みりん蔵ガイドツアー」の実施や近隣の小中学生の職場体験、社会科見学の受け入れを行っています。
5. 地域イベントへの積極的参加
6. 社外向けイベントの開催(ココノエ秋祭り等)
地域イベントへ積極的に協力・参加し、地域の方たちとの繋がりを強め、助け合える環境作りに取り組んでいます。 また、地域の方々やお客様に向けた社外向けイベントも開催し、伝統産業への理解、地域活性化を図っています。
7. 子ども食堂への寄贈
貧困や孤食で悩む子どもたちの食を豊かにしたいという想いで、販売に適さなくなった製品等を地域の子ども食堂へ提供しています。